目次
- はじめに
- いまの構成
- A案: 新NASサーバを余ってたラズパイ(RaspberryPi3B+)でつくる
- B案: 新NASサーバを新規購入する(NASサーバ更改)
- C案: 現NASサーバの余剰ポートにHDDを増設する
- さいごに
はじめに
年始にセールでポチったきり未開封になっていたNVMe SSDを活用して、わが家のファイル共有用NASを増設した時のメモです。
結論から言えば
- 手元のバックアップ用ストレージ(2TB HDD)を現用NASのUSB3.0ポートにアタッチ(増設)する
増設分のバックアップに、余剰品のSSD(EXCERIA G2)を使う。そのために外付けSSD用のケースを新規購入する。
ラズパイは寝かせとく
が最終形となりました。 余っていたラズパイを有効活用したかったのですが、伝送速度がイマイチなので見送りました。
当時に思い立った順番に調べたことをつらつらと書きます。
いまの構成
現況として、Sambaサーバで十分という状況。 バックアップ頻度は月1で事足りる & インターネットに足出しする機能は使わない
ブロードバンドルータ AC✖️2 NAS(1TB RAID1構成) 外付けHDD 2本(バックアップ用)
A案: 新NASサーバを余ってたラズパイ(RaspberryPi3B+)でつくる
はじめに:
- ラズパイの活用も合わせて模索する
結論:
まとめ:
読み出しで計測
- HDD 約15-20MB/s(無線:15-18MB/s 有線:18-20MB/s)
- SDカード 約8−10MB/s ※安物しかもってない。SDカード側がボトルネック
後継のRaspberry Pi 4BはUSB3.0だけど、それなりの出費(当時 9130円〜、RAM2GB)を伴う..
実測値の感じだと、LAN全体のボトルネックはWifiアクセスポイントっぽい(約90MB/s)
- 余ってたL2SW(1Gbitポートx5)を使えば、1Gbitイーサがボトルネックかも
- コスト(手間、増える配線、消費電力)に見合ないので試さず
Wifi6を導入すると、1Gbitイーサがボトルネックになるかも
- 1Gbitイーサx2構成にしても、HDD(100〜150MB/s)がボトルネックで恩恵が小さそう
参考資料: 公式チュートリアル: How to build a Raspberry Pi NAS - Raspberry Pi
B案: 新NASサーバを新規購入する(NASサーバ更改)
はじめに:
いまどきな製品、ソリューションを調べる。
購入する気はあまりない。
まとめ:
まずは現用NAS(Synology製品)の後継機をチェック。
レビュー投稿によると、購入者でSATA SSDやRAM増設の工夫をして伝送速度(200〜250MB/s?)を底上げしてるっぽい。(公式サポートの範疇なのかは謎)
2ケーブル方式は面倒くさそう
ミニPCでNASを構築する。
C案: 現NASサーバの余剰ポートにHDDを増設する
はじめに: - スペック表をみて、現NASにはUSB3.0の余剰ポートがあったことを思い出す
結論: - これでいいじゃん。労力いらず、伝送能力そこそこ
さいごに
HDD/1Gbitイーサ/Wifi5の共有NASは。自用途ならまだ大丈夫
- ただし既存資産の活用が前提(HDDを新規購入することはない)
- 今の価格なら2.5Gbitイーサに魅力を感じない
USB3.0の実測値がよくわからない。理論値は 1Gbitの5倍..?
今回の収穫
- 低速(100Mbit)なケーブルがまじっていたことに気づいた
- 1Gbitに替えると、伝送速度が約4倍速くなった。
- Wifi6のACを買った時点で気づきたかった..
最後までご覧いただきありがとうございました
以上